カテゴリ「自己ベスト」の記事一覧

病院は面白い。

病院は、面白い。今日も朝から、家内のMRI検査で約1時間、その後ステロイド点滴で午前11時から、3時間くらいの予定で待たされているが(ただいま12:40)、老若男女、貧富差、職業差入り乱れていろいろな人が私の眼前を通り過ぎる。キョロキョロしているのも怪しいから、時間潰しに、例のエミリィディキンスン詩集(思潮社の「海外詩文庫」版)を読んでいるが(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=341.334.3)。...

スーパーマーケットの買い物は深淵だ。

家内が退院した今でも(退院した今こそ)未だに家族に夕食を作り続けている私だが(小鳥!?が親の持ち帰ってくる食べ物を待つように家内は私の遅い帰宅の食事を待っているが)、それでもそのことによって新たに発見することも多い。 スーパーの買い物上手は、年金暮らしのおばあさんだ。レジで並んでいるときに、かごの中身をみていると、かご一杯に買い物をしているのに、1000円台だったり、中には1000円以下の人もいる。 なぜ、そうなるのか?  中身をよーく見てみると、野菜をはじめ“生もの”ばかりが並んでいる。“生もの”が多いというよりは、パッケージされたものが少ない。箱に入っていたりするもの(完成品)が少ない。当然のことながら、一つ一つの単価が安くなる。だから量があっても総額で1000円を切ったりする。 このおばあさんたちは、だから決してペットボトルなんてものを買ったりはしない。それならば実際にお茶を沸かして...

カリキュラム・シラバス改革の幻想と授業評価

今回、ひょんなことから関西にある『私学経営研究会』(http://www.sikeiken.jp/)の的場さんという事務局の方から突然原稿依頼があり、同研究会の『私学経営』という雑誌の原稿を書くことになりました(タイトルは「カリキュラム・シラバス改革の幻想と授業評価」)。...

コミュニケーション教育は、短大のマナー教育のようなもの。

昨日の(月曜日)は、経産省(旧通産省)の委員会の第一回目だった(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=212)。何が(養成すべき)人材か、という問題に答えを出す委員会なのだが、そんなものに答えはないに決まっている。...

久米宏の降板と横山やすし、みのもんたと佐々木信也。

久米宏が『ニュースステーション』を降板するらしい(今日26日、ニュースステーションでその会見を流していた)。1985年に始まった、この番組だが、彼のトークを支えていたのは、78年に始まった『ベストテン』(TBS)の生放送のトークだった。...

症状報告(18) ― 〈人生〉を語ってはいけない

家内は、幼虫の毎日のように変化している。「左足少し動き始めた。右足かなり上がる。足先の感覚も戻り始めた」(9日)、「鉛のようだった左足が軽くなってきてあがるようになった」(10日)、「左足の支えが昨日より強くなっている」(12日)、「今朝左足先がかなり動いた」(13日)、「今朝、左足が(元気な)右足と同じように寝たままの膝立ができた! これができないと立っても前に踏み出せないから、大進歩」(16日)、「リハビリしました。まだパルス(ステロイド)の昂ぶりが体中に感じられてぐんぐんしています。これから効いてくるはず」というように。何だか、自分の体で遊んでいるみたいで、思わず、「楽しそうだね」と言ってしまいました。  ...

症状報告(17) ― そして息子が倒れた

 今度は、一人息子の太郎が“倒れた”。(たぶん)風邪だと思うが、熱が38度を超えてしまった。しかも今週月曜日から中間試験の真っ最中。今日もテラハウスを早退して8時過ぎに帰宅したが、勉強もせずに寝ていた。「試験に自信のない奴は大概試験中に体の調子を悪くする。おまえもそうなんじゃないの?...

NHK 『阿久悠・時代を超えた歌たちよ!』

今日(24日)は夜の七時半から9時までNHKで阿久悠特集(http://www.oto.co.jp/otoakuyuu.html)があった。 私にとっての阿久悠は、やはり北原ミレイの『ざんげの値打ちもない』(1970年)だが、『ジョニーへの伝言』(1973年)の「友だちならそこのところうまく伝えてよ」もいい。「そこのところ」なんて、歌詞に入れることができるのは阿久悠だけだ。 今でも気になるのは、和田アキ子の1972年『あの鐘を鳴らすのはあなた』の「希望の匂い」。「匂い」はないだろう、と最初に聞いたときから気になっている ― この歌は、阿久悠が「女性ボーカリストの限界を越えて欲しい」と和田アキ子に念願して書いた詩だ。そう阿久悠が熱く語っていたのを今でも覚えているが、この歌から以後和田アキ子は少しもうまくなっていない。むしろたばこで声をダメにしていてとてもプロとは思えない。 ●ざんげの値打ちも...

八王子・大学セミナーハウスの青春

金曜日(4月18日)は、家内を病院に見舞った後(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=145.124.11)、八王子にある大学セミナーハウス(http://www.seminarhouse.or.jp/)に行って来た。東京工科専門学校のFMC(フレッシュマンキャンプ)が今年は「大学セミナーハウス」で行われたからだ(昨年は代々木にあるオリンピック記念青少年センターだった)。毎年、新入生を対象に1泊二日の研修を行う。名実共にこのフレッシュマン研修で新入生はわが学園の学生になる。 このセミナーハウスには、おおよそ25年ぶりになる。感慨深い。早稲田の大学院修士時代 川原栄峰ゼミ(http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_result_book.cgi/3aefc10412c880103cc4?aid=&ky...

予備校営業が突然家にやって来た ― リビングの家族の顛末

今日(3月7日金曜日)も一日が10分くらいの忙しい一日だった(10分というのは誇張でも何でもない)。朝6:30に朝食を取ったまま、一日中食事もせず、22:20くらいにテラハウスを出た。その間、会議が三つ。レポートが一つ。テラハウスICAの広告原稿が三つ。NIKKEI NET取材記事の校正が一件。麗澤大学教授一行が2時間の商談。武蔵大学教授一行の2時間の契約話が一件。オリコとの電子決済の契約話に一時間。コンビニ決済の業者との商談が一件1時間。テラハウスの来期カリキュラムとテラハウスパンフレット作成の打ち合わせ。あっという間に22:00。もうこの時間になると目が見えなくなり始める。ところがこれだけ目がくぼんでパンダみたいになっているのに、それに食事も昼夜抜いているのに、お腹だけはくぼまない、痩せない。どういうことだ。...

私立中学か、公立中学か、Hさんの家族へ(part3) ― 私は本気です。

 今日は、私の家内が電車の中で(折良く)実際に聞いた話の報告です。できるだけ忠実にまとめてみました。今、都内の電車やホテルは受験生にあふれています。今日、家内が出会った風景もその風景の一つです。...

私立中学か、公立中学か、Hさんの家族へ(part2) ― 私は本気です。

 学校を選べば、階級が選べるという考えは、学歴社会の思想だ。学歴社会の思想とは、しかし無階級の思想である。そもそも、偏差値やマークシート試験、その元基である○×試験などは、階級を隠すための装置だった。どんなに貧乏でどんなに無階級(“下級”階級)の人間でも、点数さえ取れば、官僚にもなれるし博士にも大臣にもなれるというのが学歴社会というものだった。国語・算数・理科・社会・英語が主要5科とされたのは、その他の科目である音楽や美術や体育には、(「主要5科目」に比べて相対的に)家庭環境や遺伝要素が強かったからだ。前者の主要科目は一夜漬けの努力が効く科目だったが、後者の科目は努力の効かない科目だったのである。主要か,そうでないかは、努力が効くかどうかの指標だったと言える。「主要」科目とは他の科目への差別だといった発言が昔から多いが、むしろ差別的な科目は、音楽や美術や体育なのである。こんな科目は半分以上...

私立中学か、公立中学か、 Hさんの家族へ ― 私は本気です。

●「新中学生の進路に悩む親たちへ」(http://www.ashida.info/blog/2003/02/hamaenco_3_1.html)への続編  学校選択の最大の悲劇は、学校を選ぶことで何かを選んだと勘違いすることです。確かに私立学校の方がはるかに先生は優れていますが、子供にとっては最高の先生は〈親〉です。〈親〉が変わらない限り、何も選んだりすることはできません。最高の選択は、親を変えることです。しかし変えられないものを〈親〉といいます。子供の階級を、学校を選択することによって選択できると思うことこそ、幻想です。学校にそんな力はありません。重要なことは、親が自分の子供を信じられるかどうか、自分の子供に何を伝えられ得るかだけです。...

私立中学か、公立中学か ― 新中学生の進路に悩む親たちへ

 昨日は、住宅の現地説明会(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=100)の後、知人の娘が名門私立中学校(中高一貫教育の女子中学)の入学試験に合格したというので、そのお祝いのための食事会に招待した。烏山の『広味坊』(http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0301/P018331.html)。ここは『料理の鉄人』にも出た有名な店だが、今では「ビーフチャーシュー麺」しかうまいものはない。  ...

仕事始めの言葉 ― 一橋大学のくだらない授業評価を超えて

今日(1月7日)は、わが学園(http://www.tera-house.ac.jp/index.html)の仕事始めだった。毎年4校(中野校、国立校、世田谷校、品川校)の全職員がテラハウス地階のテラホールに集まって「賀詞交歓会」とでも呼ぶべきものが始まる。内容は理事長挨拶、各校校長挨拶にすぎませんが。以下は私の今年の挨拶です(と言っても校長挨拶としては私は新米、初めての挨拶になりますが)。ただし言いたいことの3割くらいが言えてなかった(原稿は元々ありませんから)ので幾分か補っています。 ●新年挨拶 1月5日の朝日新聞トップ記事は、なんと一橋大学の教官「通知表」の公開についてのものだった(http://www.asahi.com/national/feature/K2003010500043.html)。教官「通知表」とは、学生による授業評価(授業評価アンケート)のことで、それを科目毎、教...

クリスマスは『僕らのダイアリー』。

 今日は、栄陽子女史(http://www.sakaeyoko.co.jp/sakae/sakae_03.htm)に夫婦で招待されて、東京全日空ホテル「花梨」(http://www.anahotels.com/tokyo/rest/karin.html)で豪華な(とても自費では食べられない)DINNERをご馳走になった。(お酒が全く飲めない)私を忘年会に誘う人なんて、栄先生くらいだから貴重なものだ。事実、これが今年初めての私にとっての忘年会。でも普通の人の10回分くらい金額がかかっているぞ、このご馳走は。おまけにホテルを出るときに田原総一郎(http://www.asahi-net.or.jp/~uu3s-situ/00/Tahara.souitirou.html)に出会ってしまった。  ...

校長の仕事

毎日1時限目の授業をすべて見て回る(場合によっては後席で参観します)、という私なりの校長の仕事があります。「授業評価」と呼んでいますが、学校の教育活動の生命線のひとつです。こういったことを本格的にやっている学校は、わが学園だけです。見るだけでは意味がないので、当然教科担当者や科長と問題点を確認しあって、日々、授業改善をはかっています(私のその日のコメントは学内のノーツの掲示板に必ずUPするようにしています)。以下は、昨日のそのコメントです。こんなにも忙しいため、「芦田の毎日」はときどき日にちが空いたりするときがあります。 ●何故授業がつまらないのか 「TCP/IPとは、インターネット上の事実上標準(デファクトスタンダード)のプロトコル」なんてことを言われただけで、誰が何をわかるというのだろう。そもそも「TCP」とは何か、「IP」とは何か、なぜ「TCP/IP」なのか、「事実上標準」とは何か、...

「知的」である、とは何か?

 たとえば会話や議論というものは、相手が「知らない」ことをしゃべってもしようがないということがある。わかりやすいことで言えば、専門用語や業界用語を使う場合や、もっとわかりやすく言えば、「昨日、ユーレイ(幽霊)見たんだよ」という超体験的な話がなされる場合である。  ...

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