東京工科専門学校の教育改革(最終回)

 『日本教育新聞』(http://www.kyoiku-press.co.jp/)の企画も、今回で最後となりました。最初4回で予定されていたこの連載も(諸般の事情で)6回まで延長されましたが、まだまだわれわれの改革の全体をお伝えするところまでは言っていません。詳細は、2年前のものですが、「高等教育における授業改革とは何か ― 教育における目標と評価」(東京都専修学校各種学校協会 平成13年度紀要論文http://www.tera-house.ac.jp/profile/ashida01.htm)をご参照下さい。  東京工科専門学校の教育改革(1:シラバス改革の幻想)http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=9  東京工科専門学校の教育改革(2:授業評価という課題)http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num...

明日、「毎日新聞」夕刊にテラハウス全面広告

あす(3日)、毎日新聞土曜日夕刊のテレビ欄で、テラハウス全面広告を打ち出します。キャッチは、「この夏で、パソコンに強くなる」。うーん、どーかな、というところですが、反応が待ち遠しいところです。銀座の老舗広告代理店、広告社の制作です。よろしければ、見て下さい。...

東京工科専門学校の教育改革(5) ― 「コマシラバス」登場

東京工科専門学校の教育(1)http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=9 東京工科専門学校の教育(2)http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=15 東京工科専門学校の教育(3)http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=19 東京工科専門学校の教育(4)http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=20 ●東京工科専門学校の教育(5) ― コマシラバスと授業計画  補習や追再試、評価尺度のはっきりしない作品評価、実習評価など、授業評価を曖昧にする要素は数え上げればきりがない。  わが学園の改革の端緒は、この授業評価にまとわりつくノイズを徹底的に取り払うことから始まった。  この改革の第2フェーズは、何といっても授業計画の...

補論:EPGの意味について

 24番の記事で意味が伝わりづらい箇所がありました。補っておきます。「?地上波を使ってEPG (Electronic Program Guide)の予約ができること(http://www.zdnet.co.jp/magazine/cshop/0103/sp2/01.html)」というEPGの説明をしましたが、これはEPGの通俗的な解説であって、EPGの本来の意味は、予約が便利なのではなくて、記録したものにタイトルが自動的に記入されるということの基盤になっているというのが重要です。したがって、HDD記録のような大量記録であってもタイトル出しが容易に即座にできるということ。  要するに、テレビモニタに、記録されたタイトルが一挙に(“マイ番組表”といった体裁で)映し出され、それをカーソル操作で選択でき、即座に再生されるということ。EPGは、予約が簡単というよりも、再生機能(検索機能)に優れている...

GIGABEAT、iPod、そして「チャンネルサーバー」登場

 最近紹介した東芝のGIGABEATやアップル社のiPodなどが“新しい” (http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=18、http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=22)のは、何も音楽が1000曲、4000曲と莫大な量、格納できるということにあるのではない。それが、日頃利用しているパソコンと結びついているということ、またパソコンと結びついてインターネットと結びついているということが“新しい”。要するにそれらはパソコン端末として“新しい”のである(もっとも将来はこれも一つのネットワークパソコンとして自立するだろうが)。  その意味(の一つ)は、楽曲が何千曲も入り始めると、検索が必須のものになるが、その検索に必須のタイトル付けがインターネットデータベース(http://www.emd.gr.jp/bus...

補論:〈作品〉主義評価の問題点について

 実習履修(=作品評価)における〈指導〉と〈評価〉とをどう分離するか?  その問題は、たとえばこういうことである。指導教員が実習での課題作成の途上で或るアドバイス(あるいは評価項目に従って或るチェック)をした。それを聞いた学生は「なるほど」と肯き、その箇所を修正した(つまり先生の言うとおりにした)。ここで教育的には難しい問題が生じる。この学生は本当にそのアドバイスを“理解”したのだろうか?  この場合、その“指導”に沿って作られた〈課題物〉の〈存在〉は、その“理解”の証拠にはならないだろう。“理解”の如何は〈物〉の〈存在〉に解消されて見えなくなっているからである。実習プロセスにおける教員指導の小刻みな介入の延長上の課題〈物〉評価は、したがってその学生の実力(=自立的な実力)を評価したことには(必ずしも)ならない。偶然の(曖昧な)要素が多すぎるのである。〈知識〉の評価と〈実習〉の評価との違い...

20GBのHDDを搭載した(4000曲を持ち歩ける)iPod発売。

 5GBのHDDによって1000曲をポケットに持ち歩ける東芝GIGABEATに、ここ2週間くらい感激している間に(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=18)、4000曲を格納できる20GBのハードディスクを搭載したアップル社のiPod(http://www.apple.co.jp/ipod/)が登場しました(http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0718/apple2.htm)。  4000曲と言えば、普通の人なら、この世に存在する聴きたい曲のすべて、あるいは(普通の人なら)持っているCDのほとんどすべてを網羅するでしょう。しかも今回は、Windows版が出ました(8月末発売予定)。もう何が何だか分かりません。注文してしまいました(http://store.apple.com/0120-AP...

15期テラハウスカリキュラムパンフレット「受講生の声」原稿

 現在、ICA15期カリキュラム(2002/10〜03/3)の作成中。恒例の「受講生の声」原稿が集まり始めました。これを読んでいるときだけは、仕事に誇りを持てる瞬間です。特に、最初の江藤由貴子さんの原稿は、(この私でも)読んでいるうちに(なぜか)涙が出てきて止まりませんでした(今でもこの瞬間にも泣いています)。謹んで、ここに(真っ先に)公開させて頂きます。   ●失業した私に、学ぶことの楽しさと勇気を与えてくれたテラハウス  江藤由貴子 年齢37歳 Qタイプ給付金フル3ヶ月(2002年4月1日〜6月30日)  通い始めたきっかけは、昨年末に失業し、3ヶ月たっても就職先が決まらない焦りからでした。短期間でVBAを学びたい、それも通り一遍の知識ではなく、実践レベルで。という私の希望に、昼も夜も土日も学べるテラハウスはぴったりでした。失業保険の切れる7月までに、転職できるスキルを身につけなければ...

東京工科専門学校の教育改革(4)

 授業評価を曖昧にするものはまだたくさんある。    実習授業の履修評価も、いい加減なものが多い。実習授業の履修判定は、ほとんどの場合、作品提出か、実習作業のチェック(実際に実習作業をやらせて、その行為の妥当性を評価するもの)のどちらかである。  作品評価の担当教員は、「作品を見ればわかる」というが、それはよほど優れた作品か、よほどひどい作品のどちらかの場合であって(つまり誰が見ても、専門家でなくてもわかる作品の場合であって)、たいがいは優劣を付けがたい中間的な作品が多い。なぜ、この学生が不合格的で、なぜこの学生が合格かの明確なラインは、作品(の存在)だけでは見えてこない。ほとんどは教員の好みにすぎない。  なぜそうなるのか。それは作品というオブジェクトに評価指標(技術指標や創造性の指標)が紛れ込んでおり、いったいこの作品が作品として存在しうる指標の何をどこまで満たしているのかを明確化する...

東京工科専門学校の教育改革(3)

日本教育新聞社の連載、第三弾です。 「東京工科専門学校の教育改革」(1)は、http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=9、 「東京工科専門学校の教育改革」(2)は、http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=15 に掲載してあります。 ●東京工科専門学校の教育改革(3)  授業評価ができない学校は生き残れない。自己評価ができない学校が、学生や企業の声に耳を傾けることなどもっと出来ない。それがわれわれの“問題”の出発点だった。  ところがいざふたを開けてみると評価がバラバラ。シラバスはあるが、コマ単位の授業計画(授業時間毎のシラバス=コマシラバス)がない。だから評価できない。  なぜ、コマ単位の授業計画がないのか?    これにはいくつかの理由があった。  最大の理由が、補習、追再試といった履修判定を曖昧に...

東芝のGIGABEATはすごい。

 パイオニアのNAVI(http://www.hdd-cybernavi.com/products/index.html)を買って以来ミュージックサーバーの構築に余念がないが(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=10)、その作業をする内にすごいオーディオ機器が出たのを知った。私がミュージックサーバーで騒いでいた先月ちょうど発売された(6月22日)。    東芝のGIGAVEAT(http://www.toshiba.co.jp/mobileav/audio/meg50js/products.htm、http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_06/pr_j1701.htm)だ。これは、言ってみれば、パソコンデータ処理できる“ウオークマン”と思ってもらっていい。音楽用CDをパソコンのCDドライブでMP3...

オリバーカーンと「ジャコビニ彗星の日」

 オリバーカーン(http://isweb36.infoseek.co.jp/sports/kozun/kahn.html)の淋しく、ゴールマウスの中でたたずむ姿を見て、思わず、ユーミンの「ノーサイド」(http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?PDID=20005779)の冒頭の一節を思い出した。たぶん私の年代では多くの人が思い出したに違いない。  「彼は目を閉じて 枯れた芝生の匂い 深く吸った」という有名な一節だ。  久しぶりに「ノーサイド」を何回も聞いてみたが、ついでに、(30年ぶりの久しぶりに)聞いたのが「ジャコビニ彗星の日」(http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?PDID=20005774)。これはやはりいい。こんな女の子に愛されたら、もうおしまいだな、とも思うが、...

ワールドカップ、終わりの寸評。

昨日のワールドカップ決勝戦。試合直後のカーンがゴールの“檻”の中にとどまって出てこなかったのも印象的だったが、美智子さまが青い服を着て会場観戦されていたのも印象的だった。黄色いシャツになって急にブラジルファンになり騒ぐのも悪くはないが、美智子さまが日本代表の青というのもなかなか渋いではないか。色々お悩みになっただろうが(たぶん周りは反対したと思うが)、それでも青い服を選択されたというのは強い意志の表れだろう。日本代表も浮かばれるだろう。カーンと美智子さまに、感謝、乾杯。...

東京工科専門学校の教育改革(2)

先の「芦田の毎日」(9)の記事 (http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=9 )につづく。 ●東京工科専門学校の教育改革(2)  ところで、「授業評価」とは、一体何か? 評価のためには、目標がなければならない。その授業が“いい”授業か、“悪い”授業かを評価するためには、いったいその授業が何を目標にしてなされているのかがはっきりしていなければならない。「シラバス」は、その意味で、一つの目標提示にはなっていたが、それが「授業評価」に何の役にも立たないのは、実際の授業は、一つ一つの時間割の中で展開していくものであり、そして授業評価は実際の授業に向けられなければ意味がないからである。シラバスをいくら詳細に検討しても授業評価にはならない。そんなことは文献学者に任せておけばいい(「文献」にすらならないかもしれないが)。  われわれの教育改革が始まったのは9...

カリキュラム会議小解説

カリキュラムの検討は、白い大きなスクリーン(受付反対側に設置してある)に向かって、講座パンフレットの講座案内(講義概要や開講日時が入っている)の元原稿になっているExcelデータを投射しながら、講座番号1番から順番に、検討を重ねていきます。いらないものは、行毎削除。追加は講座名を決めて挿入というふうに、カリキュラム検討を進めていきます。いつもこの書記的操作は芦沢昌彦先生がやります。予備の参考データは、受講記録です。この期でその講座に何人の受講生が受講したかが決め手になることもあります。先生によって考え方が異なり、講座の新設、撤廃に議論が長引くこともあります。そんな様子が見られるのが、このWEB中継です...

本日、テラハウスカリキュラム会議:夜八時より実況中継

本日、夜8:00から,テラハウス1Fロビーで先生たちが集まって、好例のカリキュラム会議を開催します。いつものWEBカメラでご覧になれます。今回の会議は、10月以降のカリキュラム(第15期カリキュラム)の再編会議になります。ご希望やご要望のある方は、WEBカメラを見ながらでもテラハウス(03−3360−1441)に電話を下さい。検討させていただきます。なお、8:00からの最初は、食事から始まります(食事は安い宅配寿司とおいしいドミノピザです)。あしからず。...

ミュージックサーバーが私のドライビングと生活を変えた … 。

 「芦田の毎日」4期の冒頭(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=2)でも書いたが、ほんとうに、パイオニアのNAVI、AVIC-HX99 (http://www.hdd-cybernavi.com/products/index.html)のミュージックサーバーは、誰にも変えられなかった私のドライビングと生活を一変させた。単にバカをやっているにすぎないが。  もうCDを40枚近くサーバー化した(NAVIのハードディスクに音楽CDをMP3ファイル圧縮化して“格納”した)が、この過程が何ともじれったい。  一枚でもたくさんの愛着のあるCDをサーバー化したい。どんな曲も聴きたいと思ったらすぐに聞けるようにしたいからだ。「これが究極のマイCD」という編集をいくらしても時間が経てばすぐに飽きてしまう。市販のベストものも、肝心の曲が数曲はいっていないという...

返信: ワールドカップ・トルコ戦速報:どうでもいいことですが …

 どうでもいいことですが、大阪も宮城も応援が良くなかった。一番良くないのは、どちらもテンポが遅い。横浜や国立競技場に集まっている連中は、抜群にテンポがいい。ニッポン、タ・タ・タ(一応、「タ」と書いておくが、本当は手をたたく音)のタ・タ・タが圧倒的に早くてキレがある。これが大阪になると歌謡曲になり、宮城だと演歌になる(太鼓まで持ち込んでいた)。このテンポでは勝てない。それに宮城の雨よけの白いかっぱもよくなかった。寒かったのかもしれないが、青い軍団の力をそいでいた。  雨でもユニフォームだけで戦う選手たちを目の前にして応援団が(しかも単なる“応援団”を超えて「サポータ」と自ら名乗っているくせに)寒がってどうするのだ。看病している人が病人の目の前でユンケルを飲んでいるようで不快だった。カッパなしで(も)応援できる人たちにチケットを譲るべきだった。  それに比べて、韓国の赤は圧倒的だった。予選のイ...

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