若干の感想(3)
帰ってきた5人は、“北朝鮮の人”だからこそ帰ってこられた(生き続けられた)ということをみんな忘れている。なぜ、TVカメラはここまで詳細に5人のアップ画像をとり続けているのか、この映像を誰よりも見入っているのは、北朝鮮当局だということを忘れている。みんな平和ボケしている。...
帰ってきた5人は、“北朝鮮の人”だからこそ帰ってこられた(生き続けられた)ということをみんな忘れている。なぜ、TVカメラはここまで詳細に5人のアップ画像をとり続けているのか、この映像を誰よりも見入っているのは、北朝鮮当局だということを忘れている。みんな平和ボケしている。...
あらゆる全体主義、社会主義は、民主主義だ。民衆に支持されようとするからこそ、「敵国」を作り、軍隊を肥大化させ、スパイを送り込む。また民衆の様子を伺うために民衆の中にスパイを送り込み、警察を肥大化させ、“権力”を増大化させる。すべては民衆への過剰な意識から発している。「支持者というものがいかに頼りないものであるかは、支持者への支持者であることをやめてようやくわかる」と喝破したのはニーチェだ。あらゆる民衆への弾圧は、民衆への過剰な関心、民衆から支持されることへの過剰な関心から生まれているのであって、その逆ではない。...
自己ベスト番外編:「芦田の毎日」映画批評編です。もっとも映画批評と言ってもレンタルビデオ批評ですから、「最新」ものであっても6ヶ月〜1年は遅れていますが。我が家は、元旦にしか、劇場鑑賞しませんから、こんな鑑賞リストになります。ご勘弁下さい。 1)39 アンジェリーナジョリーを知っていますか?(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?log=&v=39&e=msg&lp=39&st=0) 2)134 ジョージクルーニ・デンゼルワシントン・ジュリアロバーツ(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?log=&v=134&e=msg&lp=134&st=0) 3)186 このお正月レンタルビデオのお奨めは、「グラディエータ」です。(http://www.ash...
(「芦田の毎日」で最初に物議を醸した、肝心の「なぜ人を殺してはいけないのか」(http://www.terahouse-ica.ac.jp/ashida/ashimai01.htm#006)が抜けていました。自己ベスト50の第二版をアップします)。 ●「芦田の毎日」がお陰様で3年目を迎えることができました。2000年10月10日に「シグマリオン感想」(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?log=&search=%83V%83O%83%7d%83%8a%83I%83%93&mode=and&v=1&e=msg&lp=1&st=0)で始めたときにはどうなるかと思っていましたが、ここまで、こんなふうに続くとは思っていませんでした。“学術論文”を1,2年書くのを離れている間に、ここ5、6年は組織内(社内)のレポートを書く時間が長くなり、その文体に少々食傷気...
(「芦田の毎日」で最初に物議を醸した、肝心の「なぜ人を殺してはいけないのか」(http://www.terahouse-ica.ac.jp/ashida/ashimai01.htm#006)が抜けていました。自己ベスト50の第二版をアップします)。 ●「芦田の毎日」がお陰様で3年目を迎えることができました。2000年10月10日に「シグマリオン感想」(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?log=&search=%83V%83O%83%7d%83%8a%83I%83%93&mode=and&v=1&e=msg&lp=1&st=0)で始めたときにはどうなるかと思っていましたが、ここまで、こんなふうに続くとは思っていませんでした。“学術論文”を1,2年書くのを離れている間に、ここ5、6年は組織内(社内)のレポートを書く時間が長くなり、その文体に少々食傷気...
アップル社のiPod(http://www.apple.co.jp/ipod/index.html)は、最低の商品だ。ほとんどTOTOの『ウォシュレット』と同じくらいにダメ(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=55.53.1)。 まず何も考えて作っていないところ(致命的なところ)をひとつ。本体ではボリューム操作がタッチパッドのような操作感でUp & Down できる。これは、Mac派にとってはMacっぽいおもちゃ(遊び)として面白いだろうが、話にならないくらいダメな操作系だ。そもそも、iPodはモバイルを前提に作られている。机の上だけで使うのならタッチパッドでもいいが、カバンに入れたり、スーツの内ポケットに入れたり、場合によってはズボンのポケットに入れる場合もある。そうなるとどうなるのか。下手をするとボリュームが不安定。そのうえ...
はずかしい。今日から、ICA講座紹介のためのストリーミング放送をICAホームページ(http://www.terahouse-ica.ac.jp/)で開始しました。何も所長の私が出る必要はなかったのですが、全体紹介で担ぎ出されて、案の定暗い顔をして低い声で話しています(収録は校長室)。実際の私は、もっと明るいと思いますが、まあこんなもんでしょ。いつもこんな顔をして、こんな声で独り言を言いながら「芦田の毎日」を書いているのです。他にも宮川先生や芦沢先生、新城先生、加藤先生などの講座が紹介されています。 さて、テラハウスICAは、いよいよ来年度から全講座をWEB配信(ストリーミング)で展開しはじめます。テラハウスには、世界中探してもテラハウスにしかない講座がたくさんあります。それを全国、全世界で、そして家庭にいても、会社にいても、出先にいても“受講”できる講座体制がまもなく登場します(お申...
リクルートの『カレッジマネジメント』(大学・短大・専修学校経営者向けの雑誌です)から連載原稿を頼まれました。以下はその一回目の原稿です。 社会人教育から高等教育改革へ ― なぜ社会人教育は停滞するのか(1) ●社会人教育の教育的停滞 ― 高等教育はなぜ社会人教育に取り組めないのか 大学や専門学校で、社会人教育が進まない理由ははっきりしている。それは講座や授業の目標・評価の体制、要するに講座管理や授業管理の体制が整っていないため、〈外部〉の受講者が複雑な仕方で出入りする社会人講座を展開することなどできないということである。 たとえば「シラバス」通りの授業をやれている授業がどれくらいあるのか、「シラバス」通りやれていると言えるためのどういった講座管理の体制がとられているのか、このことだけでも学校関係者からは明解な答えは出てこない。せいぜい学生や受講生の“授業アンケート”どまりにすぎない。そ...
しかし「国家犯罪」ということを言うなら、古くはハンセン病、最近の血液製剤事件、あるいは行政の不備で決壊する堤防による死者、三宅島の島民の離散さえも「国家犯罪」によるものなのではないのか? しかも同胞を(こそ)差別したり、死に至らしめるこれらの事件は、異国の思想的な確信犯(近隣国で国交がないとういうのはほとんど戦争状態と同じなのだから何でもありに決まっているじゃないか。そもそもミサイルでさえ撃とうとしている国の「拉致」犯罪を今さら主権侵害の「国家犯罪」というのはどういうことか)よりもはるかにたちの悪い「国家犯罪」なのではないか? こういった同胞も救えない国家が異国の同胞を救えるわけがないではないか? 「国家犯罪」とは同胞に対してこそ苛烈なもの。見えやすい敵にだけ憎悪を向けている、この国の想像力とはいったい何なのか?...
ここ一ヶ月間のレンタルDVD映画鑑賞・私的採点表 ●『フロム・ヘル』http://www.foxjapan.com/movies/fromhell/flash_site/index.html 19世紀後半のイギリスというのは、本当にこうだったのだろうか(マルクスとニーチェの時代だ)。暗く、病的なイメージが全編を覆う。カメラも決して悪くはないが、上からのショットが多いため、すべてがセットのように見えてしまう(実際セットなのだろうが)。凝りに凝ったセットが台無しだった。それが難点。ジョニーディップ(http://www2u.biglobe.ne.jp/~yones/johnny.htm)は相変わらず、ヘンな役回りが似合っている。74点。 ●『ジア』http://store.yahoo.co.jp/digiconeiga/dl-25034.html 脚本はどうってことないが、アンジェリーナジョリ...
註:この記事を読む人は、必ず「芦田の毎日」55番:それでもウォシュレットは間違っている(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=55.53.1)を読んでからにしてください。 ウォシュレットが温水吹きつけに失敗しているのには訳があると思われる。テレビ(「プロジェクトX」)では、温水の温度が38度前後というのを発見するのに多くの社員の協力を得たと言っていたが、私にはこんなことが大変だったとは思われない。単に、「熱い」「熱すぎる」「冷たい」「冷たすぎる」などという“報告(間接報告)”を集めれば、誰にだって38度前後という温水温度の最適値は決めることができる。こんなことが、「プロジェクトX」ふうに大変なことだったとはとても思えない。 なぜ、ウンチの肉片が飛び散る温水吹き出しが解消されないのか? 理由は、この問題の解消には、実際のウンチが温水の吹き...
今日は、『The夜もヒッパレ』(日テレ)が最終回。華原朋美が「Can You Celebrate?」(安室奈美恵) を知念里奈と一緒に歌っていた。華原朋美は、小室の歌を歌うときだけは、やはり誰にも負けない歌唱力を持っている。さすがの知念里奈のうまさもトモちゃんの歌の個性には負けていた。自分を捨てた男の歌をすがすがしく(目一杯心を込めて、かつ朗らかに)歌い上げるトモちゃんを見ているとなぜか涙が出てしまう。息が詰まってしまう。 知念里奈がこの番組で歌った歌で一番良かったのは、最近の、宇多田ヒカルの「桜ドロップス」。これは最高だった。宇多田より良かったかもしれない。歌手が別の歌い手の歌を歌うときは、元の歌手より上手に歌えるくらいの覚悟が必要だ。その鍵を握るのは、歌の解釈だ。大概の(「うまい」と言われている)歌手は技術でこなそうとするが、歌は技術では歌えない。 それにしても尾崎紀世彦はなぜあ...
昨日は,午後から仕事で幕張メッセに行って来た。「東京ゲームショー」だ。東京工科専門学校グループには、ゲームCG科、ゲームプログラミング科、3Dデザイン科、WEBデザイン科、インターネットプログラミング科といったゲーム関連の人材を育成する科がいくつもある。東京工科専門学校(東京テクニカルカレッジ)もショーブースを出していた。その関連でのショー“視察”といったところ。...
53番の私の記事(のタイトル)に対して、『ウォシュレット』自体はいい製品なのだから、タイトルは大げさすぎる、といった意見を頂いたので、『ウォシュレット』についても一言。 『ウォシュレット』が致命的にダメなのは、最初の温水の吹き出しを弱くしていないことだ。確かに強〜弱まで、温水自体の調整はできるが、「強」にすれば最初から最後まで「強」のままの温水が出てくる。『ウォシュレット』は、慣れれば慣れるほど、強にして使う傾向があるから、温水は「強」のままだ。 私の考えでは、この設定はおかしい。たぶん場合によっては(滅多にないだろうが)、この「強」の温水吹き出しの最初の一撃によって、飛び散ってしまうウンコ(汚い話で恐縮だが)があるはずだ。場合のよっては便器の通常では付かない位置(水で流れないエリア)にそれが飛んでしまったり、最悪の場合、決してもはや温水がかからないお尻(あるいは陰部)の或るエリアに...
平井堅の『大きな古時計』(http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20147274)は、間違っている。なぜ、平井堅は『大きな古時計』を歌うのか。どんなシンガー(シンガーソングライター)も、自分の原点になる、あるいは印象深い歌というものを持っている。それは当たり前のことだ。しかしそのことと、その歌を人前で歌うということとは別のことだ。 むしろ、平井堅のこれまでに歌った歌はすべてが(彼流の)『大きな古時計』だった、というのが、その歌が彼にとって「原点である」、「印象深い」歌であったことの意味である。創作というものはすべてそういうものだ。彼が歌っているもの(これまでに歌ってきたもの)とは別に『大きな古時計』があるのではない。それでは〈原点〉にならないではないか。 こういったことをやりはじめるというのは、“アーティスト”にと...
今日の『プロジェクトX』(NHK)は、TOTOの「ウォッシュレット」開発物語だったが ― 特に私は『プロジェクトX』を毎週見ているわけではないが、なぜか、先週、今週と連続してみてしまった ― 、私は、トイレメーカーには根本的な不信がある。...
「タマちゃん」が、神奈川の帷子(かたびら)川に現れたらしいhttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/tamachan/。多摩川、鶴見川と移動し、今度ばかりは、母海に帰ったかな、と思われていたのに、今度はもっと居心地の悪い帷子(かたびら)川に登場した。 私には、タマちゃんは、家に帰りたくない、(帰りたくても)帰れない潜在的な失業者か、寂しい40代の亭主(女房にも家族にも相手にされない亭主)にしか見えない。特にあの無機質な目が、無機質であるが故に、その寂しさを強調しているように思える。水面からわずかにしか顔を出さずに隠れるようにして悲しげな目だけを出しながら、家族や女房を気にするタマちゃん。気にすればするほどその家に帰ろうとしない「タマちゃん」。 さすらう「タマちゃん」は、不況時の40代を象徴している。自然界の悲劇ではなく、ましてや「エコ...
今『プロジェクトX』(NHK)が終わったが、いくら、『プロジェクトX』で取り上げようと、「20年に及ぶ品種改良のドラマ」が感動的なものだろうと、「夕張メロン」(正しくは「夕張キング」)はどう考えても〈メロン〉ではない。私にはスイカをちょっと高級にしたものにしか思えない。「夕張メロン」をメロンと思う人は、ゴスペラーズが歌う歌をゴスペルと勘違いしているのと同じくらいにヘンだ。...
明日は、午後ずーっと、東京国際フォーラム ガラスホール棟G-502(有楽町)で、専門学校トップセミナー(「社会人継続学習マーケットが本格化する中、専修学校が社会人にも支持される教育サービスを考える」という、リクルートにしては下手な長いタイトルが付いています)の講師を務めてきます。例によって駐車場探しが大変でしたが、「東宝ツインタワービル」(千代田区有楽町1-5-2 )駐車場が機械式なのをリクルート担当が(帝国ホテルに相談して)現地で見つけてくれました。 定員60名のところ、75名もの参加者(主に専門学校の理事長、校長先生、上部管理職のお名前がずらーっと並んでいます)を得て、とりあえず、大盛況。(他にもリクルートの社員が怖いもの見たさに10人、20人と参加するらしい。資料を120部用意して下さい、と言われてしまった)。あとは、私の発表如何です。 リクルートは、私たちのテラハウス(htt...
よく、棒グラフで(棒グラフを職場のよく見えるところに貼って、あるいはノーツやイントラネットのグループウエアの中で)、実績管理をやろうとする職場があるが、これはほとんど意味がない。目標意識や競争意識を社員に喚起して成果を期待するという趣旨だろうが、これはほとんど意味をなさない。意味をなさないものだから、社員の「意識改革」が必要だ、なんてことを朝礼でしゃべる管理職が出てくる(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=40)。中には「根本的な」(根本的、抜本的意識改革)なんて形容詞がついていたりする。 ...