症状報告(44) ― 本当の「症状報告」

家内の治療は、予定通り(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=260.124.50)、インターフェロンベータの投与(2日おきに注射)に移っており順調です。未だにステロイド(20?)と併用ですが、3月に入れば、たぶん長期にわたったステロイド投与はゼロになり、インターフェロンだけになるでしょう。昨週末には、「そろそろ週末帰宅してもいいですよ。自宅での生活にそろそろ慣らしていかないと」と担当医に言われたらしい。2月末には一度帰ってくるかもしれません。半年ぶりの帰宅です。...

返信: 三都主(サントス)論・再論

要するに、〈能力〉や〈才能〉というものは弱いものへと向けられるものなのではなくて、いつでも自分よりも強いものへと向けられるべきだと言うことだ。だから、〈能力〉や〈才能〉というものは、いつでも自己否定(一つの悲劇)であって、再認(弱い者をいじめた後に残る自己の再認)のための道具ではないのだ。...

政治家の〈語り〉とワールドサッカーオマーン戦

 昨日は、ある代議士の「励ます会」に、ご本人にじきじき「招待」されて(ワールドカップ予選が重なっているので「絶対に無理」と心を込めて真剣に断ったのだがダメだった)、はじめて、この種の会合に“参加”した。会場は、1000人を超える大盛況。私は人並みを避けてむしろ演台のマイクからほんの4,5メートルの真ん前に腕組みしながら陣取った。代議士とも合図をし合える距離だった。  これは、思いの外いい勉強になった(ワールドカップ予選並みの勉強ができた)。政治家の祝辞というものは、祝辞中の祝辞だ。元総理を始めそうそうたるメンバーが4人,5人と次々に10分おきくらいに祝辞を述べていくのだが、これは祝辞のバトルとでも言うべきもので、聞いているこちらがどきどきするくらいにうまいヘタが見えてくる。「ほー、そう落とすのか」という展開が、(先を見ようと思えば見える)書き言葉よりははるかに緊張感がある。政治家の語りとい...

症状報告(43)  ― いちごは腐っている

 冬の最近は、スーパーマーケットは、いちご盛り。どこのスーパーでも何種類かのいちごが棚一杯においてある。だいたい、25個くらい入っているパックで350円〜1000円くらいまでだ。主婦のいない我が家では、このいちごは貴重なビタミン補給。その日に買ってきたいちご1パックを、毎日夜10:00前後に、息子と二人で12,3個(一人につき)ずつ食べている。  いちごの(台所での)ヘタ取りは、私の役目だが、これをやっているとスーパーのすべてがわかる。腐りかけたいちごがパックの下や真ん中に隠してある。最近はパックをつかんで目線より上に上げて底から見えるいちご(の腐り加減)を見てから買うようにしているが、それでもパックの中程に隠してあるいちごの腐り様はこうしてもわからない(最近は中程に隠してあるいちごが中に小さな空洞ができていてよく変質している)。  特に「50円引き」なんてシールの貼ってあるいちごパックは...

校長の仕事(12) ― 〈講評〉というデザイン教育の問題点

 デザインの授業では、よく作品講評が行われる。というより、作品講評はほとんど授業そのものでもある。 それぞれの学生に、(たとえば)手のデッサンなどをさせながら、教員が必要に応じて講評を行う。そういった講評を何回か(或いは何度も)経ながら、作品ができあがっていく。講評は、そのデザインの授業では指導の中心である。...

ああ、古賀議員 …

 民主党の古賀議員の学歴詐称問題について(http://www.asahi.com/politics/update/0122/004.html)、ひょっとしたら彼は本当に卒業していると勘違いしていたかもしれないと思えないこともない。「卒業の手続きを弁護士に依頼した」こともありえないこともない。  しかし私がおかしいと思うのは、テニスの「米西海岸大学選手権で優勝した」という“経歴”の方だ。こちらも“ウソ”であることが報道数社によって確認されている。  これは勘違いしようがないし、「弁護士」に手続き(優勝の手続き)を依頼する問題でもない。私には、学歴詐称の“疑い”よりも、このテニス大会のウソの方がはるかに質が悪い気がする。そもそもテニス大会で優勝することについて、なぜわざわざウソを付かなくてはならないのか、その理由がわからない。  学歴詐称は(たとえ本当に詐称であったにしても)わからないことも...

症状報告(42) ― 新治療方針

東京女子医大に入って、約一ヶ月。ほとんどの精密検査は終わり、今日は治療方針の発表の日だった。血管異常や膠原病などの疑いもあったが、ほとんどその“疑惑”は消え、やはり「多発性硬化症」と判断するのがもっとも自然(担当医)、という或る意味当たり前の結論となった(こんなあたりまえのことを確認するだけでも検査報告書は4,5センチの厚さのファイルだった)。しかも脊髄の炎症箇所は完治しているとのこと。グリア細胞(http://www.watsonkun.com/shujunsha/200304.html)が損傷箇所のほとんどを修復しているらしい。長いステロイド治療が功を奏したらしい。たしかにMRIの映像をみてもきれいに神経の“通路”が復活している。 「しかしこれだけ見事に復活していても、再発する可能性があるということですね」と私は、先生の診断の発言を追った。「そうですね。それは誰にもわかりません」。 前...

症状報告(41) ― 「お見舞い」ではなくて、「看病」

今日は、家内に怒られた。「入院している家族を訪問することを『見舞い』とは言わない。それは知人や友人の訪問のことであって、家族が来る場合は『看病』よ」と。特に「芦田の毎日」258番の記事(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=258.124.48)を指してのことらしい。「そうか、じゃあ私は、あなたの友人か知人だ」とうそぶいておいたが、なるほど「見舞い」というのは身内では変かもしれない。 しかしたしかに私は病院へ行っても〈看病〉らしいことは何もしていない。例のフジテレビ跡地の少公園に(車椅子を押しながら)連れて行くくらいだ(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=249.124.45)。散歩らしい散歩(外出らしい外出)が最近これしかない。毎日テラハウスと自宅との単調な往復しかない。しかも車通勤だから、...

症状報告(40) ― 母親が泣いていた

 今日は、家内の病院で印象的な風景に出会った。子供(中学3年生か、高校1,2年生という年齢の男の子)が病気で入院。車椅子で母親に押されている。お父さんが見舞いに来ていた。長期出張中で、お正月にやっと時間が取れ、東京に帰ってきた。今日、東京を発つということころか。もうお別れの玄関だ。何度も握手を繰り返し、「くよくよするな、焦るなよ」と父親は子供に何度も言っているが、子供は黙っている。母親はその光景を目の当たりにして車椅子の後ろで子供に見つからないように涙を人差し指でぬぐっている。この子は、重病なのか。家内が私に向かって何かしゃべり続けていたが、その家族のことが気になって何も聞いてはいなかった。いつも家内と休憩する、女子医大脳神経センター玄関の出来事だ(私たちにはいつも長いすで時間をつぶすロビーの“特等席”があるが、ここは玄関で出入りする人々がすべて見える)。子供が重病というのも悲惨だ。特にそ...

症状報告(39) ― お正月と紅白のその後

元旦は、失敗だった。大晦日まで、大掃除のことだけしか頭にはなく、買い物に行く暇もなかったため、何も買っていなかった。だから年が明けると、とうふも揚げもない(だからお雑煮ができない)。それに無性にケーキが食べたくなったが、元旦からケーキ屋を捜すのもむなしい。部屋はきれいにはなったが、食べ物がない元旦だった。 それに、年が明ければ(正月になれば)休める、と書いたが(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=254.124.46)、それも大嘘。きれいにしても使うとすぐに汚れる。おせち料理というのは主婦を台所に立たせないためのものらしいが(昔、母が、お正月は包丁をもってはいけない、と言っていたのを今さらのように思い出す)、そんなもののない我が家の台所はすぐに汚れる。風呂もキッチンも洗面所もトイレも床も使ってはいけない。何も使わないことが、きれいさを守る秘...

2004年 あけましておめでとうございます(公開年賀状)。

 昨年は、家内が3月に倒れ(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=124)、病院も変わり(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=243.124.40)、いまだに入院生活(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=249.124.45)。中学校の時からの“交際”も50歳を前にして途切れてしまい、結婚以来はじめて家内のいないクリスマスとお正月を息子ともども初体験。最初のうちは、炊事・洗濯、掃除と何がどうなることやらと心配しましたが、慣れてしまえば思っていたほどでもない。慣れてしまえば、どうということもないものを〈家事〉というのでしょう。さすがに年末の大掃除には参りましたが。紅白歌合戦(http://www.ashida.info/jboard/read.c...

世界一早い「紅白歌合戦」全曲速報(2003年版)

昨年に続いて(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=88)、今年も全曲コメントをつけてみました。世界一、早い紅白速報です。掃除で疲れて、紅白前に寝てしまうかと心配でしたが、なんとか最後まで見ることができました。入院中の家内(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=249.124.45)は、息子・太郎の好きな「ゆず」の歌を聴いてから寝たみたいです。 第54回NHK紅白歌合戦(素晴らしいニッポン 心に響く紅白を)http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/mc.html ※出場順の下の数字は出場時間の目安です。   (箇所によっては10分以上の誤差が生じる可能性がありますのでご注意ください。) ※歌手名のあとのかっこは紅白出場回数です。 総合司会 ●竹内陶子(http://www3...

症状報告(38) ― 休むための大掃除

 学校は納会が26日。もう休みに入って3日目だが、どうも休んだ気がしない。家内が正月も病院暮らしのため(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=249.124.45)、たぶん家の大掃除が意識から離れないからだ。家事というのは、毎日のことだから休みなどない。特に年末ともなれば、日頃やっていないところまで“仕事”を拡大しなければならないからますます休めない。主婦(主夫?)は大変だ。  今日も『カビキラー』(http://www.johnson.co.jp/brand/kk/products/kk01.html)でお風呂の半分を洗ったが、これが大変。『カビキラー』はそれ自体が猛毒のような匂いを発するから、命がけの仕事になる。マスクをつけていないと死ぬ(『DIME』12月18日号http://www.digital-dime.com/に付いていた付録の...

返信: 続・経済産業省の仕事 ― コミュニケーション論を撃墜した

早速の返信ありがとうございます。 おっしゃる通りだと思いました。 確かに私は数学が嫌いのではなくてその先生が嫌いでした。 そしてそれをきっかけに数学も嫌いになって(わからなくなって)しまいました。 子どもの頃の砂場の話も、今まで大体が「手のかかる子だったのね」とか「わがままだったのね」とか 言われてきたので、自分は悪くないぞとばかり考えてきましたが、よく考えたら、大人がダメだったんですね。 本当にそうですね。 そんな風に言ってくださる先生に学生時代に御会いしたかったです。 きちんと答えてくださってありがとうございました。 よいお年をお迎えください。 P.S  「牡蠣フライの作り方2」 これで完璧ですね。とってもおもしろかったです。 ビニ−ル袋に入れて小麦粉をつけるのは私もオススメです。 でも牡蠣フライ作るのってめんどくさいですよね〜。(本音)...

続編・おいしい牡蠣フライの作り方

大学院時代の後輩から、「牡蠣フライ」記事(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=246.124.43)についての返信がありました。「高橋研」とあるのは、早稲田のフランス文学科教授、故・高橋允昭先生(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E5%85%81%E6%98%AD%2C%20%E9%AB%98%E6%A9%8B/250-2884862-8301052)の研究室のことです。高田さんは、ソシュール(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%8...

返信: 続・経済産業省の仕事 ― ananさんへの返信

ananさんへ  少し違うな、と思うところだけに触れてみます。  「数学の方程式なんて私の人生では絶対に使わないから、私だけは免除してほしい、と中学の時先生に直訴した」ようですが、それは、人生で使わないからではなくて、その先生がまともな先生ではなかったから、そうしたのですよ、あなたは。使う・使わないという意味では、学校なんて別に通わなくてもなしで済ますことができます。先生がくだらないから、イヤになるのですよ。数学とあなたは、直に向かい合っているのではなくて、先生を通じてです。だから先生がくだらなければ、数学もくだらない。  好き嫌いは、あなたが思うほどそう簡単ではありません。もちろん、数学という学問自体が形成する人格というものも一方では存在しますが、高校までは、その教員の専門性(数学に対する)が決定的です。私は数学の先生に恵まれなかったために、未だに×、÷の本来の意味がわかりません。おとな...

返信: 続・経済産業省の仕事 ― コミュニケーション論を撃墜した

好きなこと、と勉強してみたいこと。 数学の方程式なんて私の人生では絶対に使わないから、私だけは免除してほしい、と中学1年の時 先生に直訴した(やはり却下されたが) 好きな科目以外、あんまり真面目に勉強したことがなくて、好きでないと頭に入らないから時間の 無駄だと思っていた。何故、学びたいことを学ばせてもらえないのか? それは保育園の時、まだ外の砂場でお城を作っているところなのに(途中なのに)部屋にはいりなさい、 とか、いい感じで粘土のうさぎが出来つつあるのに、外に出て遊びなさいとか、言われた頃から感じ ていた。おとなは自分勝手で、時間の使い方がわかっていない、と思っていた。 だから、立たされても、怒られても、仲間はずれにされても、好きな事をするほうが大切だと思って いた。今でもそう思っている。 人生のすべては単純で、自分で感じて、行動する、ただそれだけだ。 だから何が好きなのか、何を学びた...

症状報告(37) ― フジテレビ跡地の公園

 今日は病院へ行って来たが、東京女子医大は駐車場がいつも満車。特に土日・祝日はほとんど使えない。日赤(http://www.med.jrc.or.jp/)は土日の方が空いていたが、女子医大(http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/index.html)は土日の方が混んでいる。歩いて2分くらいのところにスーパー『三徳』(http://www.santoku.co.jp/)の駐車場があるが、機械式でないので安心できない。ただしほとんどがら空きの駐車場なので緊急のときはここが使える。いずれにしてもゆっくり見舞うときには、電車で行くしかない。職場の「東中野」駅から直通の大江戸線「河田町」からは、徒歩2分。都営新宿線の「曙橋」からは徒歩5分。  今日は、自宅の京王線「蘆花公園」駅から、「笹塚」で都営新宿線を乗り継いで「曙橋」から始めてのアプローチだった。職場からも自宅からも1...

返信: 症状報告(36) ― おいしい牡蠣フライの作り方

「anan」という方から、私の牡蠣フライ騒動の記事(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=246.124.43)を読んで、以下のような返信をいただきました。「牡蠣フライはもう作らない」と思いましたが、この記事を読んで年内にもう一度挑戦してみようと思います。 ●おいしい牡蠣フライの作り方 1.牡蠣はレモン汁、もしくは少量(カップ1/4位)の大根おろしでやさしく洗って(ボ−ルの中でふり洗い)汚れを取ります。牡蠣特有のにおいが特に気になる方は洗った牡蠣をひたひたの牛乳につけておきます。 2.牡蠣をざるにあけます。 3.バットかお皿に小麦粉、溶き卵、パン粉を用意します。 4.軽く水気を取りながら小麦粉→卵→パン粉の順に付けてひとつずつ油に入れていきます。 5.鮮度のいい牡蠣(生食用)であれば2〜3分揚げれば充分です。この時点でちょうどいい色でなくても...

続・経済産業省の仕事 ― コミュニケーション論を撃墜した

 今週(15日〜19日)は(もまた)、忙しい一週間だった。家内の転院(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=245.124.42)などは逆に一息付ける瞬間のように。会議の時間が、この1週間(5日間)だけで30時間近くもあった。特に18日木曜日は、一日で12時間近くも会議をやっていた。朝、来年度カリキュラムを決めるための臨時校長会(この日は、自動車系とバイオテクノロジー科、2科のカリキュラム検討)。これが、朝9:00〜12:30まで。  その後、大江戸線を利用して「東中野」から「青山一丁目」まで。赤坂8丁目にある野田一夫先生(http://www.nodakazuo.com/profile.html)の事務所(「アドホック野田一夫事務所」)に直行。例の経済産業省の仕事(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi...

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