カテゴリ「これからの大学」の記事一覧

「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」(中教審「キャリア教育・職業教育特別部会」)には何が書かれているのか(何が書かれていないのか)? ― 【その1】

中央教育審議会のキャリア教育・職業教育特別部会が今年の7月30日に「審議経過報告」として公開した「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(本文はこちらをクリック)という報告書について、私の見解を一言。...

2009年度版(平成21年度版)文部科学省「学校基本調査速報」が発表された― さてどの数値に着目すればいいのか?

文部科学省「学校基本調査速報」(2009年度版)が8月6日発表された(http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/08121201/1282646.htm)。とりあえずざっと見たところの感想を報告しておきます。...

読売新聞「大学の実力」調査が今年も発表された― ただいま検証中ですが、その前に一言言っておきたい。

今年も読売新聞「大学の実力」が特集された。最初に特集されたとき、私はコメントを書いた(http://www.ashida.info/blog/2008/07/720.html)。...

「特色ある大学教育支援プログラム」から「質の高い大学教育推進プログラム」へ ― 大綱化施策の大きな転換と「学士課程教育の構築に向けて」答申(2008年12月24日)の意味

私は、昨年4月の大学設置基準の変更(http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/07091103.htm)は、ここ20年の大学施策の大きな転換だと考えている。...

大学生の就職活動とキャンパスライフの意味 ― 大学生が勉強しないで就職できる理由

息子の太郎が久しぶりに、ブログを更新した(http://blog.livedoor.jp/taro_0726/)。こんなことでもない限り、我が家には息子との交信がない(苦笑)。いつ「オレオレ」詐欺の電話がかかってきても騙される状態だ。 病院に入院している家内が、なぜか、その息子が卒業直前にまとめた就職活動記が「面白いわよ」と病院からメールを送ってきた。そんなものがあるとは聞いていたが、「送ってよ」と返信したら、すぐに送ってきた。...

「キャリア教育」とは何か ― 昨日の「毎日新聞」社説に思う

「キャリア教育」推進の記事が3日の毎日新聞社説に出ていた(http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090203ddm005070123000c.html)。中央教育審議会が「キャリア教育・職業教育のあり方」について審議を始めた。「折しも急速に雇用不安が高まっており、審議は大きな課題を担うことになった」とある。...

「コピペ」は本当に悪いことなのか ― NHK『クローズアップ現代』の視点は不毛(小樽商科大学、金沢工大、茂木健一郎、野口悠紀雄、斉藤孝、みんなバカなことを言っている)

今日1日のNHK『クローズアップ現代』はばかげていた。テーマは、「コピペ ― ネットの知とどう向き合うか」。「コピペ」が学生レポートを軽薄なものにしているというものだった。自分で考えて書かずに、ネット上の文章を切り貼りしたものをレポート提出されて困っている(教員が)、というものだ。...

讀賣新聞が7月20日の朝刊で発表した『大学の実力 ― 教育力向上への取り組み調査』 ― 私はこう思う(第一回)

讀賣新聞が7月20日の朝刊で発表した『大学の実力 ― 教育力向上への取り組み調査(上)』(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080719-OYT1T00640.htm)はそれなりに意味のあるものだった。 私は、5年間特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)の審査に関わったが、この読売新聞の調査は、特色GPの諸前提を追認する結果になっている。...

「大学全入時代における大学改革と専門学校改革 ― 金沢工業大学と専門学校の今日」(収録ビデオ付き)

6月13日(金)16:15~17:30、東京・四ッ谷/主婦会館 プラザエフにおいて開催された情報教育協会管理者研修において行った私の講演がビデオ化されました。謹んで無料で公開します。...

何を学校「評価」と言うのか ― 大学評価と専門学校評価との違いについて

これまで、「自己点検・評価」「第三者評価」について各地・各所でさんざんしゃべってきたが(数えてみたら2002年から14回、講演・研修で講師を務めてきたが)、一度、全体的にまとめてみようと、夏休みを返上してレポートを(Q&A調で)仕上げた。参考にしてみて下さい。ただし長いですよ(400字詰め原稿用紙で80枚近くあります)。...

返信: 永坂田津子5回忌と“底辺校”教員とB4版論争と

千果さんからメールが来ました。ご無礼を許してもらえたようです。今度は夜を徹してゆったりと“話し合い”ましょう。 芦田さんへ こんばんは、千果です。 先日は、お忙しいところ、皆さんにお集まりいただきまして、 ありがとうございました。 久しぶりに芦田さんのライブを堪能させていただきました。 田津子さんも、喜んでいます(写真の田津子さんがニコニコして いるのです)。 芦田さんに頂戴した雲竜は、いま田津子さんもいただいています。 千葉さんからいただいたお花は、彼女の写真の前で、百合が開き、 部屋中に香りを放っています。 パーじいさん(田津子さんはOld Parrのことをこう呼んでました)や メドックやシャブリ(田津子さんはフルボディの赤が大好き、ついでに私は シャブリが大好き)を前に、田津子さんは芦田ライブの余韻に浸って いるようです。 そういえば、芦沢さんには、私の戯言で何だか申し訳ないことを ...

永坂田津子5回忌と“底辺校”教員とB4版論争と

週末金曜日は、恩師山田先生(永坂田津子)の5回忌ということで(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?tw=&log=&search=%89i%8d%e2&mode=and&v=255&e=res&lp=249&st=0)、東陽町(江東区)のご自宅に行ってきた。今は長女の千果(ちか)さんが住んでおられる。ところが東陽町は以前と比べて大きく変貌。地下ホームは以前の3倍の大きさ。登りも下りのホームにも上下のエスカレータができている。ほとんど最終便(深夜0時を超えていたが)になってしまった帰りのホームの風景にはもっと驚いた。たくさんのサラリーマン(しかも知的な)であふれている。考えられない。東陽町の海側と言えば、運転免許試験所くらいしかなかったのに、たくさんの企業の研究所などができているみたいだ。テレビ...

「ディスタンスラーニング」「e-ラーニング」の今日的意味

●「ディスタンスラーニング」「e-ラーニング」の意味(1)  1)「いつでも」学べると「どこでも」学べるとは、質的に違うことを意味する。  社会人教育と学生教育の異なる点は、それが仕事をしながらの学びであるかどうかだ。明確に失業者教育に絞ることができるとすれば、学生教育的な時間割で拘束した教育ができるかもしれないが(それでも失業者は職探しで忙しいということは充分に考えられ得ることだが)、通常の生涯教育、という点で考えれば、学習中心のスケジュールを考えることは社会人にはまず無理だ。だから、「いつでも学べる」「どこでも学べる」ということは大変重要な要件になる。  「いつでも学べる」「どこでも学べる」の究極の学習形態は、インターネット時代における「ディスタンスラーニング」や「e-ラーニング」と呼ばれているものだ。これは、前回言及した「フリータイムレッスン」を超えた(?)学習形態のようにも思え...

何のための授業評価か ― 授業評価を妨げるもの

 リクルートの『カレッジマネジメント』 ― 「大学・短大・専修学校のための」という副題がついているリクルートの高等教育経営雑誌。私学経営者はよく読んでいる雑誌 ― 編集長:中津井泉(なかついいずみ)さんに依頼され(中津井女史は、リクルートの生き字引のような方、「教育改革にもう“論”はいらないのよ(実践とその具体的な成果が必要)」が口癖)、授業評価にかかわる小論を書いてみた。...

免許・資格教育と大学改革 -リクルート カレッジマネジメント 第96号 (1999年5-6月)

免許・資格教育といえば、従来、専門学校の領分とされてきた。しかし最近では短大はもとより、四大でもその教育が拡がりつつある。一般教養不要論、文学部不要論などとともに、大学の"実学"指向の動きのひとつかもしれない。...

前の20件 1  2  3  4  5