カテゴリ「これからの専門学校」の記事一覧

校長の仕事 ― なぜ、出典を明記しない?

毎朝、一時限目の授業を見て回る私の仕事は、まだ今日も続いていますがhttp://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=71、http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=72、http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=75、http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=151)、その今日も許せない授業に出会った。何度も教員に言っていることだが、まだ徹底していない。授業での資料の使い方がおかしい。 何度も言いますが、雑誌や書物の一部をコピーして授業で資料として使う場合には、必ず出典(タイトル、著者名、ページ数、発行日時など)を明記して使うべきだ。 これは著作権問題とは何の関係もない。ましてや資料の使い方の“マナー”に属することでもない。...

校長の仕事 ― CPUは、〈モノ〉か?

 今日の授業で久しぶりにつまらない授業に出会った ― 毎日1時限目の全授業をすべて授業参観する例の私の仕事http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=71、http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=72、http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=75)。  初級シスアド試験(http://www.kimura-kouichi.com/sad.html)の市販の「教科書」を使った授業で、ハードウエアとは何か、ソフトウエアとは何か、WindowsXPなどのOSとは何か、という解説の授業だったが、パソコンが機械である、という通俗に訴えての解説であるため、身も蓋もない授業になっていた。もっとも初級シスアドの試験なんて、くだらないことの羅列のような試験だが。わが専門学校の...

校長の仕事(今日の朝礼より)

今日の朝礼は、学園内を支配している「ヒューマニズム」について話しました。  まず、担任主義。  担任は、学生を専門知識、専門技術を学ぶ学生と見なさない。だから、学生が欠席したり、不合格点を取るとその「学生の努力が足りない」というふうに見て、学生の人間的素質(家庭要因、生活要因、基礎学力要因などなど)にばかり言及し始める。しかし学校は教会でも宗教団体でも何でもない。その学生を人間的な要素で指導する“資格”をもった教員など一人もいない。そもそも人間的な要素を"指導"することなど誰にできるというのだろうか。神のみぞ可能といった難題事だ。一体わが教員はどんな顔をして“生活”指導をしているのだろう。どんな生活指導も、自分の生活慣習を押しつけるか、棚に上げるかのどちらかにしかすぎないくせに。  欠席や欠席兆候の最大要因は学校にとっては、授業指導の不備にあるということでしかない。...

校長の仕事 Part2

 今日(2002/11/8)はインテリア科2年生の椅子制作実習のプレゼンテーション授業。地下のテラホールで行われた。  この授業は制作した椅子のプレゼンテーションとしてはたぶん普通のできだ。しかしこんな授業をやっていては、高度人材は作れないという意味では失格だと思う。われわれがここ3年継続的にすすめてきた教育改革(http://www.tera-house.ac.jp/profile/ashida01.htm)はここでは全く実っていない。こういった授業こそがこの改革のターゲットだった。  まず最初に感じたことはプレゼンテーション評価についてだ。授業では、学生が自分の作った椅子を前にして、その椅子の制作意図などを一人一人発表していた。一人3分という制約が設けてある。教員が発表終了毎にコメントを加えていた。形としては、古典的なプレゼン授業だ。  このやり方は、以前から問題が多い。学生も教員も個...

校長の仕事

毎日1時限目の授業をすべて見て回る(場合によっては後席で参観します)、という私なりの校長の仕事があります。「授業評価」と呼んでいますが、学校の教育活動の生命線のひとつです。こういったことを本格的にやっている学校は、わが学園だけです。見るだけでは意味がないので、当然教科担当者や科長と問題点を確認しあって、日々、授業改善をはかっています(私のその日のコメントは学内のノーツの掲示板に必ずUPするようにしています)。以下は、昨日のそのコメントです。こんなにも忙しいため、「芦田の毎日」はときどき日にちが空いたりするときがあります。 ●何故授業がつまらないのか 「TCP/IPとは、インターネット上の事実上標準(デファクトスタンダード)のプロトコル」なんてことを言われただけで、誰が何をわかるというのだろう。そもそも「TCP」とは何か、「IP」とは何か、なぜ「TCP/IP」なのか、「事実上標準」とは何か、...

何のための授業評価か ― 授業評価を妨げるもの

 リクルートの『カレッジマネジメント』 ― 「大学・短大・専修学校のための」という副題がついているリクルートの高等教育経営雑誌。私学経営者はよく読んでいる雑誌 ― 編集長:中津井泉(なかついいずみ)さんに依頼され(中津井女史は、リクルートの生き字引のような方、「教育改革にもう“論”はいらないのよ(実践とその具体的な成果が必要)」が口癖)、授業評価にかかわる小論を書いてみた。...

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