2026年01月に投稿した記事一覧

令和四年度からの高校の普通科4分化体制について ― またしても教育格差が拡大する普通科の〝多様化〟(解説Podcast付き)

アホな文科省は、令和四年度から、高校の普通科「改革」のなかで、普通科を四つに分け始めたことを、みなさんご存じですか。 普通科(従来の)、 学際領域学科、 地域社会学科、 その他普通科、...

自然釉マイブームに乗って、コーヒーを湯飲みで飲むことは是か非か ― 生成AI先生の回答から

私の遅まきながらの『スカーレット』(NHK)から始まる自然釉ブーム。ちょっとこのマイブームを生成AI先生に相談して深掘りしてみた。 ●自然釉の湯飲みで、コーヒーを飲むことはありうるか? ●生成AI先生 ありうる。しかも、わりと本質的にありうる。 まず事実として 高級な湯飲み(たとえば楽焼・唐津・李朝系など)でコーヒーを飲む人は実際にいる。茶人・陶芸家・美術館関係者にも珍しくない。 ただし、この問いは単なる「可否」ではなく、たぶんこういう緊張を含んでいる: 湯飲み=日本的/茶の器 コーヒー=西洋的/近代的 ...

NHK朝ドラ『スカーレット』(2019)を今頃見ながら、〈昭和〉と高市政権とリベラリズムを考える(解説Podcast付き)

NHK朝ドラ「スカーレット」(2019)の主人公・川原喜美子(戸田恵梨香)は、昭和12年生まれ。私より17歳年上。 このドラマ、昭和の時代を辿る意味で、貴重な風物誌が展開するが、私の父親は昭和元年生まれ。敗戦時にはちょうど多感な青年だった。 戦争教育を受けて、占領軍の自由と平和の日本国憲法(歴史的には非軍事化の日本弱体化政策)という変遷を多感期に生きた父親は、一体その〈変化〉をどう思っていたのだろう。 父8歳で日本は国際連盟脱退。11歳で二・二六事件。15歳で大政翼賛会誕生。16歳で太平洋戦争開戦。父は、赤紙で召集されたが、出征の手前で終戦を迎え、戦争体験はない。 吉本隆明は大正13年生まれ。父の二つ上。要するに軍国青年という点では吉本と父は同じ時代を生きて、軍国教育と〝平和〟教育との矛盾を体験した世代。 なぜ、私は吉本の〈転向〉論には関心を強く寄せたのに、傍にいる父親に、その矛盾の襞を聞...

生成AI先生から情報を得ることとテクストを読むことと。

生成AI先生は、あらゆることをまとめる〝能力〟についてはとても長けているが、テキストを1行1行読み込んでいくプロセスの中での、著者の心の〝彩〟みたいなものが見える個所がいくつか見つかる読書の体験を再現することはできない。...

高市解散の大義について

●高市解散の大義1.0(1月15日の解散会見の前に書いた記事)※解散会見後の大義の追加は「この続きを読む」をクリックしてください。※※解説Podcast付き (1)少数与党のままではやりたいことができない(石破を破った意味が無い) (2)石破予算に過ぎない予算案をそのまま通しても意味がない(選挙に勝って、「責任ある積極財政」からの大幅な予算案修正を行いたい) (3)「責任ある積極財政」に対する与野党の〝反対勢力〟を押さえ込みたい(本当は減税反対派の自民党内候補者に小泉的な落下傘候補者を立てたいくらいだ) (4)どうでもいいようなアジェンダで予算委員会(国会)を開催するくらいなら、直接国民の前で選挙戦を戦った方がはるかにまともな議論ができる。 (5)「党内的にも国会的にも少数派である私(高市)にみなさんの力をください」がこの解散総選挙のスローガン。...

高市首相(総裁)の勝敗ガイドラインの意味について

報道ステーションは、高市会見の自民党+維新で過半数という勝敗ラインの提示を、これまでと変わらない、解散の意味がない、と相変わらず頓馬な〝解説〟をしているが、そんなアホな。公明党なしの政権確保というのは、大きな前進ではないか。...

生成AI批判の前提について ― 誰でも間違うようにして、生成AIも間違う。

生成AIの時代になると、その回答が正しいのか、間違っているのか、判断する側の〝能力〟が問われるし、これからの教育の課題もそこが大切、とアホな教育関係者は宣うが、そんなはずがない。...

2026年、元旦。あけましておめでとうございます ― 不在の死と死の不在と。

若い人が将来どんな人物になるのかということには、こころを砕いてきたが、その人物が生きている時間を共有できないというのが、自分が死ぬということだなというのをやっといまわかるようになった。...