2008年02月に投稿した記事一覧

家内の症状報告(110) ― ベタフェロン使用実態全国調査の中間報告(厚労省研究班)

なぜか、Pさんと長いやりとりをしている内に、今しがたちょっとした(でも重要な)情報が入りました。素人の私でもたまには「最新」情報が入るルートがあります(笑)。...

家内の症状報告(108) ― 「MS研究者」の実質大半は実は「EAEの研究者」ではないかと疑いたくなるほどです(MS=T細胞性自己免疫疾患という集団的錯誤の起源)。

早速、回答がありました。先の質問(http://www.ashida.info/blog/2008/02/post_270.html#more)共々ご報告します。 ...

家内の症状報告(107) ― なぜMS=T細胞自己免疫疾患という俗論が広まったのか、未だに分からない

未だにわからないことがある。ベータフェロン使用の前提となっているMS=T細胞自己免疫疾患という俗説のことだ。106番のPさんの再生医療論(http://www.ashida.info/blog/2008/02/post_269.html#more)の展開の中にも次のような1990年のMayo、Lennonの優れた発見の記述がある。ふたたびPさんに質問してみよう。再生医療の議論はもう少し後回しにしたい。...

家内の症状報告(106) ― 再生治療と多発性硬化症(髄鞘再生医薬の開発競争の最前線)

多発性硬化症(あるいは、CMS、OSMS、NMO)と再生治療の最前線をPさんが概観してくれています。考えているよりも遠い将来の話ではないようです。いくつか質問がありますが、とりあえず、全文紹介します。 鍵を握る研究機関は、スタンフォード大学+Biogen-Idec社、ケンブリッジ大学、Mayo、慶應大学のようです。 「髄鞘再生医薬の開発競争は、圧倒的資金力を持つStanford大(+Myelin Repair Foundation)とBiogen-Idec社、Brain Repair Centerをもち英国政府の巨額資金を持つCambrige大、何故かいつも登場するMayo(最近大型研究費がつきました)、日本では慶応大、この辺りが争っているといった様相でしょうか。特に、Stanford大のグループ、本当に2009年内の臨床治験開始に繋がるか、が注目されます」(本文より)。...

家内の症状報告(105) ― MS医の専門性を測る指標(こんなことを言う医師には治療法選択を任せない)

家内の症状報告104(http://www.ashida.info/blog/2008/02/post_267.html#more)のPさんの回答へのちょっとした感想。 ●(2008年02月24日 06:50) 私(芦田)がベータフェロンの投与の適否についてこだわるのは、以下のような、先端医学的にはあやしい知見を患者の前でさらすMS専門医がいるからです。...

家内の症状報告(103) ― 12年前の治験モデルを反復する気が知れない(そして未だにそのモデルを信じている医師達がいる…)

先の102番(http://www.ashida.info/blog/2008/02/_mst.html#more)に対する私の再質問です。 早速の回答ありがとうございます。でも、いやー納得できないなぁ(笑)...

HD-DVD事業東芝撤退、私の登場のNHKニュース YouTube画像です(私のHD-DVD論)

NHKニュースの記事(http://www.ashida.info/blog/2008/02/9.html#more)の記事内容が、YouTube に取り上げられました。謹んでご紹介します。当日見られなかった方は、こちらをどうぞ。特に見ても意義があるほどの画像ではありませんが… … ...

家内の症状報告(100)― 現代治療の最前線における多発性硬化症(MS)、視神経脊髄炎(NMO)、どう治療すべきか?

記念すべき、症状報告(100)回目の記事となりました。現代のMS/NMO治療のかなり先端の部分を通覧できる貴重な報告となりました。継続的に、毎日のように書いてくださっている「ぱぱ」さん(=ミクシィ(MIXI)ネーム)に、患者、および患者家族を代表して謝意を捧げたいと思います。昨日の私のドタバタNHKニュース出演を見て頂きながらも、こんなまじめなレポートを書いて頂きました。...

本日、NHK21:00のニュース(ニュースウオッチ9)にビデオ出演します。

私が以前に書いた記事(http://www.ashida.info/blog/2006/12/post_182.html)が、NHkの記者の目にとまり、HD-DVDからの東芝の撤退について、自宅設置場所撮影付きでコメントが欲しいとのこと。...

家内の症状報告(99) ― 抗AQP4抗体検査の陽性、陰性は絶対的なものではない

私とPさんとの長いやりとりの間に、こんなコメントが入りました。Pさんがまた丁寧に答えてくださっていますので転載します。テーマは、「抗AQP4抗体検査とて標準化という問題がクリアされていない」というもの。陽性、陰性は「感度」と「特異点」の設定次第で変化しうる、というものです。CMS/OSMS/NMOの区別はさらに闇の中に入り込んできました。...

家内の症状報告(98) ― 古典的MS,日本型MS、視神経脊髄炎、そして液性免疫(「症状報告」91~96を理解するためのサブ資料)

家内の症状報告(95)番(http://www.ashida.info/blog/2008/02/post_264.html#more)は私には衝撃的でした。特に、Annals of Neurologyの2008年1月の論文の内容。「MS再発時病理像はたった1パターンに集約され、その唯一のパターンとは、髄鞘に対して免疫グロブリン(抗体)と補体が結合し、マクロファージが集積している脱髄、つまり、液性免疫が主体であると」。これを理解するためには、私が昨年7月、読売新聞医療取材班が私の自宅に訪問したときに書いた記事が参考になります。一部修正しながら再録します。...

家内の症状報告(97) ― 私のEvidence-based medicine論(「症状報告」91~96を理解するためのサブ資料)

ちょうど家内がステロイドをやめて、ベータフェロンだけに治療を転換するとき(2006年5月)にこの「Evidence-based medicine」について思い出した記録があったので、修正を加えながら再録します。...

家内の症状報告(96) ― Evidence-based medicine の“客観性”は、個々の患者の治療を狂わせる(ベータフェロンは本当に有効か)

家内の症状報告(95)http://www.ashida.info/blog/2008/02/post_264.html#more の第1の質問 ― あなたが「そこそこの神経内科専門誌」と言うNeurologyに発表された「治験結果」は一体誰の(どんな組織の)主導によって、どんなサンプル数の集め方によって報告されたものなのでしょうか ― についての回答が早速来ました(ありがたいことです)。全文紹介します。...

家内の症状報告(95):古典的多発性硬化症 (CMS)、視神経型多発性硬化症 (OSMS)、視神経脊髄炎(NMO)はすべて「液性免疫」病理だって? ― NMO/MS治療は闇の中?

先の記事(http://www.ashida.info/blog/2008/02/post_263.html#more)に対する私の質問をまとめてみました。どんな返信が返ってくるのでしょうか。楽しみです。...

家内の症状報告(94) ― ベータフェロンか、ステロイドか、免疫抑制剤か(炎症は、この病気の原因ではなくて結果かも知れない)

家内の症状報告(93)http://www.ashida.info/blog/2008/02/nmoms_1.html#more に今日の早朝(深夜?)4:30に早速以下のようなコメントが入りました。私のここ数年の疑念が一気に氷解した感じです。文中、読みやすさを考慮して段落わけや註を入れていますが、全文ご紹介します。こんな貴重な報告をこのブログだけで紹介するのはもったいない、と思います。世界中の、どの文献よりも貴重な(患者にとっての)報告が、この91~94の報告の中に存在しています。1万人を超えると言われる全国のMS/NMO患者、それ以上に医療関係者に是非読んでもらいたいと思います。...