2025年4月27日 09:27
これからの大学
,自己ベスト
●大学は、〝自分探し〟の場所ではない。 ※この講話(約90分)は、16枚のパワポスライドを使ってなされました。掲載にあたっては、その場合の箇条書きをそのまま使用しています。行間が読み込みづらいところもあるかと思いますが、ご寛恕を。 大学は、〈他者〉が何を考えているのかを考える場所。「自分」「私」なんて死ぬ直前にふと思うくらいで充分。 ここで言う〈他者〉とは、大学の先生であり、先生が典拠している書物であり、現在までの歴史の全体です。現在そのものが歴史です。 大学の先生がもし立派に見えるとすれば、それはみなさんより書物を読んでいる分だけのこと。それ以外に先生が立派な理由などありません。素の言葉で、自分の言葉で話している先生なんてくそ食らえです。先人の諸々のパワーを継承しているからこそ、先生は立派な人なのです。 勉強するということは、人類が築いてきた文化的な資産(世界と世界史)を、すべて受け継ぐ...
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※本学では一コマ90分の授業で、教員が書き下ろしの文字教材(10,000字~15,000字)を使用して授業を行っています。「これを単に読み上げて授業をやるのならば、機械でも出来るではないか、板書やパワポを並行して使うのは、いけないことなのか」というもっともな議論がありました。以下にその議論をまとめておきます。 本日(4月19日)オープンキャンパスの心理学科模擬授業パワポについての私のコメントは、「(精神疾患の)診断一致率の改善を目指し、DSM-Ⅲ(1980)から操作的診断基準が導入された。操作的診断基準は、症状の原因を排除し、疾患に特異的な症状、その持続期間を明確に定めた診断基準である」というテキスト内の「操作的」という言葉を巡ってのものでした。...
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●本学の教育の特徴(1) ― 「学生の試験点数は、先生の授業点数」 1)学生の点数は先生の授業の質が決める ― 学生の努力も先生次第 本学の教育の特徴は、「学生の試験点数は、先生の授業点数」という考え方です。 学生であるみなさんの試験点数は、すべて先生がどんな授業をやれたか、授業テーマやその進展に関心が持てる授業をやれたか、わかりやすい授業をやれたか、やる気を起こす授業をやれたか、そういった諸々の先生の取り組みの結果生まれた点数です。その取り組みが真摯であれば、当然のことながら、みなさんの点数は上がる。落第することもない。 学生が予習する、復習をする、そういった取り組みも、先生が一つの授業にどれだけ時間をかけて取り組んだかの結果です。「最近の学生は予習も復習もしない」と嘆く大学の先生がいますが、自分がまともな授業準備もしていないのに、学生が予習・復習するはずがない。 2)授業の「つまらない...
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