2003年06月に投稿した記事一覧

症状報告(19) ― 松阪牛騒動と食器洗い機

今日(29日)の夕食は、大失敗をしでかした。故・永坂先生(http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?log=&v=559&e=msg&lp=559&st=0、http://www.ashida.info/trees/trees.cgi?tw=&log=&search=%89i%8d%e2&mode=and&v=255&e=res&lp=249&st=0)のお嬢さんの千果さんが、私と息子の自炊生活を気遣って、木箱入りの松阪牛ステーキ用肉を5枚も送ってくれて、土曜、日曜と連続してのステーキディナーだったのだが、食卓にスープと春巻き(なぜか春巻き)とサラダをならべて肉にナイフを入れて、そうだご飯だ、と食卓に「ライス」がないのに気づいて、息子に頼んで3秒後(ご飯出しは息子の分...

上司が白血病になりました(田中)。

また「田中さん」から返信が来ました。ご紹介します。 芦田宏直様  5月末に職場の上司(実質上の関学出版会の事務局責任者・48才)が「急性骨髄性白血病(ALM)」というやっかいな病気で入院してしまいました。このところ体調がすぐれず休んでいたのですが病院に担ぎ込まれた時には覚悟するように言われたそうです。この状態ではすぐに心筋梗塞か脳出血になる危険性も非常に高いからだそうです。普段から病院には行かなかった人間(かつて「医者」を信用していませんでした)なので本当に危ない状態だったと思いますが。  私はその上司と二人で主に出版会の業務を分担していました。今月には年に一度の理事会・評議員会もあり、その準備もふくめていろいろ大変でしたがなんとか先日終えることができました。幸いその上司も今は容態が落ち着いていますが「寛解導入」の治療のためか、抗がん剤の副作用もそうとうきつく、入院してから2週間後に行った...

返信: TOSWORD、電子手帳、MS-DOS、インターネット、ザウルス

書棚の赤い本の固まりを気にされた方が多かったようですが、あれはドイツ語・FISCHER版フロイト全集(http://www.froelichundkaufmann.de/Shop.asp?shidip=25585052362003161728&art=13636)です。読みたい方にはいつでもお貸しします(現在ドイツ本国ではこの版は絶版中だからお役に立てるかもしれません)。フロイト思想の本質は、「夢判断」にあるのでもなければ、「無意識の発見」にあるのでもありません。まして「性思想」とは何の関係もありません。人は言っていることと違うことを言うことができることを指摘したことにあります(語るということは、そう語ることと違うことを語ることなのだということです)。画期的な思想でした。その意味では、フッサールの〈現象〉とフロイトの〈無意識〉とは大変近接した思想だったのです。なんて書き始めたら、き...

TOSWORD、電子手帳、MS-DOS、インターネット、ザウルス

ザウルスで卒論や修士論文を読めるというのは、感慨深い。私が、初めてワープロで文章を書き始めたのは、結婚の年の翌年、1983年だった。初めてのワープロが個人利用のために作られた記念すべき、東芝TOSWORD・JW-1 (http://homepage1.nifty.com/kyosuke/works/machine.html)だった。「ワープロ」という言葉を作ったのも東芝だ。たしか九州大学の研究室と一緒になってかな漢字変換の開発を進めていたのが、TOSWORDだった。このJW-1は、個人用初代機にもかかわらず、優れていたのは、かな漢字変換の精度、そして1ファイル名で保存できる文書容量だった。400字詰め原稿用紙35枚程度が1ファイル名で保存できる文書容量だった。この容量は長い間破られることがなかった。当時は原稿用紙3枚〜8枚程度がほとんどだった。文書容量という点では、パソコンワープロは有利で...

世界一速い「ザウルスSL−C760」使用速報

ザウルスSL−C760(http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030516.html)が、今日発売された。「芦田の毎日」160番(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=160)で触れた懸案の『WEBPOCKET』(http://www.webpocket.net/ja/index.html)使用についてだが、『シグマリオン?』(http://www.wince.ne.jp/hpc2000/sigmarion.htm)ではダメだったものが、なんとザウルスSL−C760では見事に利用できた(大感激!)。ザウルスのブラウザ(NetFront v.3.0)が優れているのか、何が優れているのか未だにわからないが、大したものだ。これで私が25年近くに渡って書きためてきたワープロ原稿のすべてが、自由自在にザウルスで利用...

症状報告(18)続・補遺 ― 人生を語ってはいけない

そう言えば、この間6月15日の父の日に、何も言わずにリポビタン「D」の三本組セットが冷蔵庫に入れてあった。無粋な男たち(私と息子)の琴線を踏む“コミュニケーション”だ。 ※追伸:なお163番(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=163.124.22)の記事で『いまだ人生を語らず』という吉田拓郎のアルバムは正確には『今はまだ人生を語らず』(1974.12.10 発売)だそうです。慎んで訂正しておきます。このアルバムは、拓郎の数あるアルバムの中でも珠玉の名作が含まれています。もっともその中の名作『ペニーレインでバーボン』のおかげで発禁になってしまったといういわく付きのアルバムですが。...

症状報告(18)補遺 ― 人生を語ってはいけない

だから、シナトラの『マイウエイ』や谷村新司の『昴』をカラオケで歌う人はすでに死んでいるし(たぶん仕事がうまくいっていないか、自分の現在の社会的地位に満足しているかのどちらか)、シナトラにとって『マイウエイ』は単なる老害。谷村新司は単に人気に溺れたにすぎない。吉田拓郎が『いまだ人生を語らず』(アルバム名)を歌うときには、「いまだ」が付いているからだめだ。いつか語るつもりなのだから、むしろ人生にこだわっているのは拓郎自身なのである。つまり拓郎は、若い勢いでそう歌ったにすぎない。最近大病を患った拓郎は、「俺はもうだめなのかな」とベッドの上で泣き続けたらしい。彼は「人生」にふけっているのである。元気になってももう彼は終わっている。...

症状報告(18) ― 〈人生〉を語ってはいけない

家内は、幼虫の毎日のように変化している。「左足少し動き始めた。右足かなり上がる。足先の感覚も戻り始めた」(9日)、「鉛のようだった左足が軽くなってきてあがるようになった」(10日)、「左足の支えが昨日より強くなっている」(12日)、「今朝左足先がかなり動いた」(13日)、「今朝、左足が(元気な)右足と同じように寝たままの膝立ができた! これができないと立っても前に踏み出せないから、大進歩」(16日)、「リハビリしました。まだパルス(ステロイド)の昂ぶりが体中に感じられてぐんぐんしています。これから効いてくるはず」というように。何だか、自分の体で遊んでいるみたいで、思わず、「楽しそうだね」と言ってしまいました。  ...

「ユビキタス」社会と「P2P」、そして「XML」

私の友人の一人から、私の「ユビキタス」論(http://www.ashida.info/jboard/read.cgi?num=160)について、以下のような返信がありました。私よりははるかに専門的で有益な指摘なので、ご紹介します。私ならば、原稿用紙100枚くらいの社会学的な論文が書ける楽しい内容をあっさりと説明してくれました。勉強させてもいらいました。 彼は、私が大学時代のアルバイト先で英語(中学英語)を教えた教え子です。慶応の大学院へ進み、流体力学を専攻していました。今は、○○○○○に勤めていますが、それは言えません。ところどころ、専門用語が出てきますが、自分で調べてみてください。簡単に調べる(検索する)ことができるのも、インターネット時代です。でも専門用語がわからなくても充分にわかりますよ。 ●返信(1) ― P2Pの世界 うちもBB Phoneに入っています。 「芦田の...

WEBPOCKET、YAHOO BB ― ユビキタスコンピューティング

 仕事場でも自宅でもインターネット常時接続のパソコンの前で仕事をしているとファイルの共有利用(一元管理)ということが関心事になる。仕事場で作ったファイルを自宅で利用する場合もあるし、自宅で作ったファイルを仕事場で利用する場合もある。3番目のパソコンであるモバイルコンピュータ(ノートパソコン)を持っている場合は、この事情がもっと複雑になる。「あのファイルはどこで作ったファイルだったのか」と迷うこともしばしば。肝心なときに肝心なファイルがない、ということはたびたびあるし、ファイルがあっても更新日時が違ったりして役立たないことも多い。  一番簡単なファイル管理は、外部記憶装置(外付けのハードディスクドライブ)を持ち、そこにしかファイルを書き込まない。それを常に仕事場と自宅との間(あるいは出先間)で持ち歩くというもの。ノートパソコン(自宅でも利用する場合のノートパソコン)を持っている場合は、それを...